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授乳が原因で1歳の娘を虫歯にさせてしまいましたが、断乳せず、授乳を続けた母親です。
この記事は、私のように、実際に、授乳で子どもを虫歯にさせてしまったけど、授乳を続けたい、自然卒乳させたい、と思われているママがいるかもしれないと思い、投稿させていただきました。
授乳や、授乳を続けるか続けないかということには、様々な考え方や進め方があると思います。やむを得ない事情で母乳育児ができないお母さんもたくさんいらっしゃると思いますが、この記事では、1歳児が虫歯になってしまったけれど授乳を続けたいという方、自然に卒乳されたい方へ向けて、授乳は続けられるということを体験談を交えて掲載しております。
授乳についての考え
授乳についての期間などの考えは人それぞれですが、日本では、1歳半頃になればやめるというのが一般的なような気がします。ですが、私は、娘が1歳半になってからも授乳をやめなければという気にはならず、自然に卒乳できればと思っていました。
授乳を続けたいと思った理由として、授乳期間が長いことについてのメリットを知っていたこともあります。全てを鵜呑みにしてはいけないかとは思いますが、授乳期間が長いと、知能指数の向上、肥満になりにくい、母の健康寿命が向上 等、長期授乳のメリットなどが提唱されていたりもします。
1歳児が小児歯科へ行った体験談
1歳半で授乳が原因で虫歯にうちの娘は、歯が生え始めの1歳半頃、前歯の裏側が色素沈着のように茶色くなっていました。1歳半検診では、何も言われなかったので、ちょっとした汚れかな~大丈夫でしょう…としばらく放置しまい、数日して、前歯の先が欠けていることに気が付き、これはまずい…と焦り、歯医者さんで診てもらうことにしました。近くの小児歯科で診てもらうと、「原因は、夜間授乳による虫歯です」と言われました。歯の裏側で目立たないということもあり、塗ると虫歯の部分が黒くなるサホライドという虫歯進行止めの薬を塗ってもらいました(塗ると虫歯のある所だけが黒くなります)。そして、歯医者さんから「もう歩きはじめたら(子供には)授乳はいりません。卒乳(断乳)してください。」と言われました。
小児歯科からの帰り、歯磨きちゃんとしていれば…甘いもの飲ませすぎたな…こんな小さい歯が生え始めたばかりの子の歯を虫歯にしてしまうなんて…親としてダメだ…とか、色々後悔し落ち込みました。
でも自然卒乳させたかったこともあり、ここで断乳するのもな…と思い、とても悩みました。
でもわたしは、授乳が原因で子どもの歯を虫歯にさせてしまったのに、授乳を続けることができました。
岡田弥生先生と出会う
授乳と虫歯について、色々検索して調べてみると、私と同じように子どもが虫歯になった後に授乳続けているママさんが一人だけ見つかりました。そして、そのママさんは、岡田弥生先生という歯科医の先生に診てもらったということがわかりました。
岡田先生のことを調べると、横浜にある「NPO法人 Umiのいえ」と施設で、岡田先生の歯の相談会が開催されるということがわかり、関西圏の自宅から横浜まで、1歳の娘を連れてちょっと遠いな…と参加を迷いましたが、どうして診ていただきたく、新幹線や電車を乗り継ぎ、思い切って、参加しました。
おっぱい虫歯ははなまる虫歯
Umiのいえでの歯のおはなし会に参加し、実際に岡田先生に会うことができました。そして個別相談会で、娘の歯を診てもらいました。
診て頂いてすぐ、岡田先生から「お母さん、おっぱい虫歯はなまる虫歯ですよ。」と言われ、とてもホッした気持ちになり、涙ぐみました。また、卒乳してくださいと言われた歯医者さんで塗ってもらったサホライドについては、塗らなくてもよかったとも言われました。
そして、歯のことや、歯磨きの仕方、今後気をつけるところなど、教えていただきました。
それからは、娘の歯には注意をはらうようになり、しっかり歯磨きをするようになりました。
その後、2歳、3歳超えても授乳を続け、普通に市販のおやつもけっこう食べさせたりしていましたが、歯科検診でもひっかかることなく、今も虫歯の進行や虫歯はありません。
岡田先生は、現在、あおい歯科クリニックさんで月2回健診されているようです。もし、私のように授乳で子どもを虫歯にされた方、小さいお子さんの歯が気になる方は、一度健診することを検討されると良いかと思います。
■あおい歯科クリニック
https://www.aoiclinic.com/child/
■岡田弥生先生の書籍
むし歯ってみがけばとまるんだヨ 削って詰めるなんてもったいない! [ 岡田弥生
ご参考までに。
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